【新人 M のUNIX 奮闘記】 第1回 「UNIXサーバ SPARC Enterprise T5120 (富士通) に Solaris 10 をインストールする」

はじめまして。これからこちらでサーバ関連のブログを書かせていただくことになりました、KSGの新人Mと申します。サーバを実際に触ったり、設定したりするのは初めてですが、非常に楽しみです。新人ならではの観点で、細かいところや気づいたことを写真を交えでわかりやすく書いていこうと思いますので、ブログを見ていただいた皆様が少しでもサーバについて興味をもっていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。

今回、第1回目の題目は、 「UNIXサーバ SPARC Enterprise T5120 (富士通) に Solaris 10 をインストールする」です。サーバにOSをインストールをします。
以下のURLは富士通のT5120の仕様書です。
http://jp.fujitsu.com/platform/server/sparcenterprise/products/lineup/t5120/spec.html
オペレーティングシステムは、Oracle Solaris 10 , Oracle Solaris 11がインストール可能で、今回はSolaris 10をインストールします。


KSG 本社 1 階、Unix Com World リアル店舗の待ち合わせスペースです。こちらで作業を行いました。壁にはUnix Com Worldのロゴがディスプレイされていて、カッコいいです。
(本来はキッティングルームを使って作業を行うべきなのですが、今回はまだ準備ができていないため、待ち合わせスペースを利用しました。)

富士通 SPARC Enterprise T5120 の内部構造


今回使用する富士通の SPARC Enterprise T5120 です。
(Oracle(旧Sun Microsystems) から出ている同機種の Sun SPARC Enterprise T5120 がありますが、そちらはボディーカラーが白です。)
サーバは1Uラックでも重いです。仕様書では18kg と書いてありますが、そのくらいの重さが確かにあります。腰に気をつけて、ぶつけたり、落とさないよう慎重に!
天板を開け内部を確認してみます。


サーバーの上にはなにやらたくさんのシールが張られています。シールにはサーバーの説明や取り扱いが書かれていました。図で解説されていて分かり易いです。





サーバーの開け方ですが、まず写真の緑色のツメを持ち上げ、下部の鉄板を開けます、次に写真右上の丸いボタンを押しながら、上部のケースをスライドさせます。
上部のケースをスライドさせるのは、コツがいり、初めてでは少し難しいです。


内部構造です。美しいです。普通のPCと違って、マザーボードが大きく、拡張性があるように見えます。
T5120の仕様書を見ながら確認すると分かり易いです。メモリスロット数が確かに16あります。写真中央右の赤いボードはグラフィックボードです。増設してあります。
 

配線及び、周辺機器の接続

内部を確認できましたので、ふたを戻します。次に、配線及び、周辺機器の接続を行います。
液晶ディスプレイ、キーボード、マウス、電源ケーブルを接続します。
ディスプレイのコネクタは普通のPCですと見慣れないコネクタで、変換コネクタ・ケーブルが必要です。
T5120は電源が2個ありますので、1つの電源に問題があったときでもサーバが止まらなくて安心です。(冗長化)
冗長化:パーツを必要数以上で構成し、障害に備える構成





 

サーバの起動


配線準備が整ったら、電源を入れます。電源ボタンは前面左側にあります。白い小さなボタンです。
コンセントを入れた直後に電源ボタンを押しても、サーバが起動しません。電源プラグが抜けている?配線に問題がある?初期不良?かと考えましたが、先輩に確認したら解決しました。
これは POST(起動時のチェック処理)が走っている間は電源ボタンが反応しないためです。
今回は 5 分ほどかかりました。POST にかかる時間は機種によって異なるらしく、大規模なサーバほど多くの箇所をチェックするため、起動に時間がかかるそうです。
ですので、電源がつかないからといって、焦って、電源ボタンを押しまくったり、しないようにしてください。(私はしてしまいました。壊れないでよかったです。)


起動すると、前面のランプが光ります。
起動するとサーバーの音は普通のPCより大きいです。騒音計で測ったら、84.6 db でした。地下鉄の車内(窓を開けたとき)が80 db ~90 db だそうです。
 

インストール



起動して少し待つと、ディスプレイに以下の画面が表示されます。これは OBP と言って、IA サーバの BIOS 画面に相当するものです。
画面上記には、このT5120のサーバ情報が詳しくのっています。●メモリ容量 ●本体の名前 ●キーボードが繋がっているか ●ファームウェアのバージョン ●シリアル ●マックアドレス ●ホストIDなど。



画面は、OSが入っていないので、指示を待っています。インストールCDを入れて、以下のコマンド
ok boot cdrom
を入力しエンターを押します。
画面にしたがって、インストール作業を進めていきます。基本デフォルトで、とくに難しい設定はありませんでしたので、インストール画面の写真は省略いたします。インストール作業は約1時間ぐらいでした。


画面の下部の/が、/→| にかわるがわる回りますが、実行していますので、待ちましょう。


途中の画面は省略します。上の画面は最後の方のインストール中画面。約40分ぐらいかかります。
 

Solaris 10 のデスクトップ

インストールが完了すると、OSが起動し、下のような画面になります。コマンドではなく、マウスで操作できます(GUI)。
Unixはすべてコマンド操作と思っている方がいらっしゃるのではないでしょうか?私もちょっと前まではそう思っていました。
ユーザー名と、インストール作業中に設定したパスワードを入力します。



上の画面が Solaris 10 のデスクトップです。

基本的な操作はWindowsと同じですので、初めての私でも使い易いです。
ソフトはデフォルトで、FirefoxやThunderbird、電卓、無料の文書作成・表計算ソフトなどが入っています。また色々ゲームなどもあります。




電卓を使って計算を行ってみました。普通に使えます。


ゲームのオセロを行ってみました。コンピュータのレベル3(最高)にして戦ってみました。負けてしまいました。


ログアウトします。


完了しました。
 

まとめ

サーバの天板の開け方と電源の入れ方にあたふたしましたが、インストール作業はスムーズに行きました。基本的な操作はWindowsと似ていますので、初めてでも使いやすいです。
無償OSでここまでの機能があることは知りませんでした。私たちが普段Windowsで行っているような、マウス操作でインターネットを見たり、文書を書いたりすることが普通にできます。かつ、サーバでしたら、拡張性があり、高性能、安全性もあります。
私のようにこのような機能を知らない方は結構多くいるのではないでしょうか。是非、他の方にも勧めたいです。
 
 
今回使用した、富士通 サーバ SPARC Enterprise T5120 は7月27日まで特価中です!!
http://www.unixcw.com/server/detail/2179
http://www.unixcw.com/server/detail/1681 ←Oracle(旧Sun)製


コメントは受け付けていません。